【コア記事④】過去はない。未来はない。現在はある。 -今この瞬間を精一杯生きる-

人生に虹をかけるロジカルシンキング

■コア記事⓪私が田中伸明先生から学んだこと
■コア記事①「価値観」とは
■コア記事②「論理」と「ことば」
■コア記事③人間は「錯覚」の世界に生きている
■コア記事④過去はない。未来はない。現在はある。
■コア記事⑤空・雨・傘

・いやいや、ありますよ過去!だって何十年生きてきたんだから
・未来もありますよ!未来がないなんて絶望じゃないですか

本当にそうでしょうか。

言葉の捉え方によってはもちろんそうなのですが、今回は「過去も未来も存在しない」という考え方をお伝えしていきます。

現在をいかに生きるか、それが大切なんだ

ということがご理解いただけると思います。

過去に囚われていると

まずは「過去」について、なぜ「ない」と考えるかお伝えします。

少し意地悪な言い方をしますが

過去があるなら、持ってきてください

当然、持ってこれません。

過去は存在しないからです

これが「過去はない」という意味です。

ではなぜ、そんなふうに考えるべきなのか。

・俺は昔、足を使って営業を掴み取っていたんだ!
・前の彼氏はこんなに優しくしてくれたのに
・僕は中学時代ノー勉でもクラスで一位だったんだ

このように存在しない過去に囚われ“現在を疎かに”しているとどうでしょうか。

確かに“自分の中”には「良い過去」があるかもしれません。

しかし過去の価値観を引きずっていては

・IT時代に取り残される
・今の彼氏と良い関係が築けない
・高校生活で落ちこぼれる

など、自分に不幸が訪れます。

さらに

他人は、あなたの過去など見てはくれません

これが現実です。

なぜなら

あなたも、他の70億人の過去なんて見ていないし、知ったこっちゃないから

です。

人は“現在の自分”しか見てくれません。

しかしながら人間はどうしても過去に囚われてすがってしまいます。

自分の経験は自分が一番よく知っているので、過去の成功体験や美化された記憶で価値観を形成してしまう。

しかしそれだと、自分のためにならないので

「過去はない」という認識を持ちましょう

未来を楽観していると、あるいは怯えていると

次に「未来」についてですが、こちらも少し嫌味な言い方をします。

未来があるなら、その日がくるまで寝て待っていればいいのではないですか

そんなことをしていたら、思い描いた未来を掴み損なってしまいます。

未来は存在しません

これが「未来はない」という意味です。

しかしこんなことを言うと未来が真っ暗にも思えます

では

・私は大企業に就職したから40年後の定年退職まで安泰なんだ!だから今日も目の前の仕事をテキトーにこなしてればいいの
・就職活動が不安だ、明るい未来が見えない、だから何も手につかない

こんなふうに未来を楽観して、あるいは怯えて“現在を疎かに”しているとどうでしょうか。

「ない」と言われると不安ですが、かたや「ある」と思ってしまうと慢心が生まれてしまいます。

このままでは

・成長しないまま歳をとり、使えない中年としてリストラを受ける
・本当に内定が掴めない

こちらも過去と同様に嫌な人生が待っています。

また、この原理も過去と同じく

「未来がどうだ」なんて理由で、人は自分を見てくれません

「俺は将来社長になる未来があるんだ」なんて言って目の前の仕事を適当にやる課長がいたら、部下は嫌ですよね。

勇気もいることですが、幸せな未来を掴みたいのであれば

「未来はない」と考えましょう

唯一ある「現在」

ここまで来ると「過去や未来はない」ということが分かります。

唯一存在しているのが「現在」です。

どこにあるか

今まさに、あなたの目の前にあります

なんて言ってる間に、「現在」は「過去」になってしまいました。

刹那的に目の前を通り過ぎていくもの、それが「現在」です

・足で稼いでいたのは過去のことだ、IT社会の現在をしっかり生き抜くべく、今日もITの勉強をしよう!
・大企業だって安泰か分からない、今の内に毎日しっかりスキルアップしていこう!
・将来は不安だけど、まずは今できる面接対策をやろう!

「過去はない。未来はない。現在はある。」は

「過去も未来も存在しないから変えられないけれど、唯一目の前に存在する現在なら(良いものに)変えることができる」

と言い換えることができます。

林修先生の言葉

「いつやるか、今でしょ!」


あるいは引用元は不明ですが

「明日やろうは馬鹿野郎」

引用元不明

なんて言葉もありますよね。

唯一ある「現在」を大切にしましょう!

私がこの考え方を活かしていること

先生のおかげでこの価値観を形成した私は、とても幸せだと今も思います。

謙虚な姿勢を手に入れ、自分に厳しく今日一日をより良いものにする意識で生きていけるようになったからです。

この考えを活かしたエピソードをご紹介します。

私は恵まれた環境により、大学を首席で卒業しました。

そして今の会社に入り、一か月の新入社員研修が始まったとき

首席だった「過去」はもうない。研修という「現在」を積み重ねないと「未来」はない

リセットをしました。

そして「良い現在」を積み重ねていく。

やがて業務が変わりましたが

それまで積み重ねてきた「良い現在」は「過去」としてリセットしました

これまで幾度か業務が変わりましたが、その度にリセットしていますし、これからもそれは変わることはありません。

過去に囚われていては現在が疎かになり、未来を失うからです

過去は「自信にする」、未来は「存在させる」

もう一つ、私のこの考えの活かし方をご紹介します。

「過去はないけれど、確かにあったという“自信にする”」
「未来はないからこそ、理想の未来を将来絶対に“存在させる”」

一件「ない」という考え方に矛盾するように思えますが、「自分にマイナスな影響を与える過去や未来は存在しないと考える」のは同じです。

では、過去を自信にし未来を存在させるためにどうするか。

「“より良い現在”を積み重ねる」

これしかありません。



「より良い現在」を積み重ねるから、自信になる過去となる。

「より良い現在」を積み重ねるから、理想の未来へ進んでいける。




ちなみに「自信になる過去」とは「現在の足を引っ張るネガティブな過去」ではありません。

「現在のエネルギーとなるポジティブな過去」です。

「俺は昔こんなすごかったんだから」という“甘えの過去”ではなく
「前も行けたから、次も行ける!だから頑張る!」という“自信の過去”です

「現在もちろん一番大切、だけど過去や未来を軽んじはしない」という私の考え方で、写真に何度か登場していますが、仕事のマニュアルノートの表紙に常に挟み込んであります。

それだけ私の人生になくてはならない考え方だからです

おわりに

・過去や未来は“ない”ので、“唯一ある”現在を積み重ねることの大切さ
・「より良い現在」の積み重ねが、「より良い過去」を生み「より良い未来」へとつながること

をご理解いただけたでしょうか。

数ある「現在を大切にすることを説いた言葉」の真理と言えるこの考え方を、是非ご自身の人生にも活用してみてください。

現在は一瞬で過ぎ去っていきます。そんな今この瞬間を精一杯生きましょう

幸せな人生につながるはずです!

本日もお読みくださりありがとうございました。